マエカワテイスト株式会社

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社長のコラム
COLUMN
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Vol.2
 
 ■グローバル時代の「元気食」について NO2
2009.10

【新型豚インフルエンザの流行と対策

いよいよ10月頃に流行のピークを迎えるという報道も見られますが皆様はどのように対策をお取りになっているでしょうか。
うがい、 手洗い、マスク、外出手控え・・・など色々と対策は考えられます。
しかし、免疫機能が弱い一部の人に被害は出ているものの、健常者の被害は現在のところ比較的軽いような傾向が見られるため、緊迫感がまだ、伝わって来ないような印象もあります。
専門家によりますと、世代交代の度に、段々とウィルスが強くなっていくという事ですから、用心に越したことはありません。外出先から帰られたら、すぐに、手洗いとうがいをお勧めします。先手必勝という言葉がございますが、まさに、早い対策が一番有効かと存じます。

【外的予防と内的予防】

外からの感染防止対策は、ニュースなどでよく伝えられていますが内からの発病防止策は、なかなか聞くことが少ないように思います。
生活に関することは、個別の問題となり、複雑な要素が多いため、専門家の人たちもコメントを控えがちになるのではないでしょうか。食と免疫力の関係が簡単にわかるようになれば、素晴らしいと思います。
インフルエンザにしろ、エイズにしろ、感染していても発病しない人がいます。しかし現在の医学では、詳しいことはまだわかっていなようですが、まともな食生活をしていると発病しにくい傾向は皆様もお感じになっているのではないでしょうか。

【内的予防と「食生活」】
「食事、運動、睡眠、癒し」の4つは、生活習慣病の予防には有効であるとされています。これは免疫力が高めるための要素でもあります。
その点からいいますと、新型インフルエンザに対しても同じようなことがいえると思います。食品を本業としている立場から、食の方からお話し致しますが、免疫力を高めるためには「食生活」には大きな要素があるといわれています。
「食と健康」については、最近はたくさんの情報が明らかになり、皆様もすでに詳しく調べられたり、実践をされているのではないのでしょうか。そのような「食」から免疫力を高めることは、まさに、内的予防につながることだと思います。

【『元気食』と『おだし』について】
毎日の食事によって、元気になっていくような献立を『元気食』と呼び、そのレシピー集を『元気食1000』としてご提案しております。基本的には、『おだし』を効かすことにより、塩や砂糖や油脂や調味料を減らして、元気な身体を作って行こうとする考え方です。
調味料は毎日少しずつ摂っていくものですから、有害なものが少しでも入っていれば、大きな影響が出てきます。1日に小さじ1杯5gの違いでも年間には、2kg弱の調味料が身体に入ってしまう計算になります。下記の5訂食品標準成分表をご覧下さい。

【5訂食品標準成分表】   可食部100gあたり

食品名 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 ナトリウム
kcal mg
かつおだし 3 99.3 0.5 0.1 Tr 0.1 20
昆布だし 4 98.5 0.1 Tr 0.9 0.5 61
しいたけだし 4 98.8 0.1 0 0.9 0.2 3
煮干だし 1 99.7 0.1 0.1 Tr 0.1 38
大豆油 921 0 0 100 0 0 0
食塩 0 0.1 0 0 0 99.9 39000
上白糖 384 0.8 0 0 99.2 0 1
風味調味料 224 1.6 24.2 0.3 31.1 42.8 16000
「三合わせ」 47 75.5 3.6 0.1 8 12.8 5000
※Trは推定値微量。

『おだし』は、エネルギーもナトリウムも少ない「調味食品」です。
油脂や食塩や砂糖や風味調味料を少しだけだからと、ついつい毎日摂り続けている食習慣がある方は、
今一度、年間での違いをお考え下さい。
『おだし』はその点、少々たくさん使用しても、心配は少ないように思われます。
【おだしを効かして元気食!】皆様も始められませんか。


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