【平城遷都1300年】
明けましておめでとうございます。
旧年中は、ご愛顧ご支援を賜り、
誠にありがとうございました。
本年も変わらずよろしくお願い申し上げます。
2010年は、平城京へ遷都されて1300年目の記念すべき年となっています。
弊社が製造を致しております「煮釜だし」の製法も、
ちょうどこの時代のものであり「1300年の味」となっています。
かつおぶしが初めて伝えられたのは、1674年の土佐(高知県)と言われていますので、それよりさらに千年も古くから、かつおのエキスが作られていたことになります。この日本の味のルーツとも言えるかつおエキスは堅魚煎汁(かつおのいろり)と呼ばれていました。
平城遷都1300年の記念すべき年に、是非とも奈良時代の製法で作られた現代の「かつおだし」をご賞味頂きたいと存じます。
【おかげさまで60周年(1951-2011)】
弊社は来年、創業60周年を迎えます。皆様のご愛顧ご支援の賜物と心より
感謝申し上げます。
日本の食文化を代表するかつおぶしや昆布を伝えることが本業であり、
やりがいのあるありがたい仕事であり社員一同、
一丸となり、新たなご提案や新製品を発売して参りたいと存じます。
かつおぶしが本業と申しましたが、製品の形は少しずつ変化をして
増えております。
最初は「削りぶし」、いわゆる「花かつお」です。
次に、25年前に花かつおのだしを取り、
かえしを加えた「和風だし」を開発致しました。
そして、「煮釜だし」「有機天然だし」を10年前に出しました。
その後「無添加白だし」シリーズを発売し現在に至っております。簡単な表にすれば、下記のようになります。
1951年 |
削り機1台にて創業。「花かつお」「削りぶし」 |
1980年 |
業務用「だしパック」新発売 |
1985年 |
業務用「和風だし」「和風つゆ」新発売 |
2000年 |
「煮釜だし」シリーズ新発売(煮釜かつおだし等) |
2001年 |
「有機天然だし」シリーズ新発売(有機JAS認定) |
2005年 |
「無添加白だし」シリーズ新発売 |
2007年 |
ISO22000認証取得(加西工場) |
2009年 |
「しょうが醤油」(だし入り)新発売 |
2010年 |
(平城遷都1300年) |
2011年 |
(創業60周年・予定) |
【「ISO22000」と「1300年の味」の融合】
1300年前の製法は「煮釜だし製法」と呼んでいます。太古の時代のかつおエキスは
「堅魚煎汁」(かつおのいろり)と呼ばれていました。
その製法を現在に活かして、さまざまな新製品を開発しております。
食品添加物は不使用ですが、さらに、天然表示されるうま味用の調味料である「たんぱく加水分解物」や
「酵母エキス」も使用していないのが「無添加白だし」シリーズなのです。
これは、いわば液体の顆粒だしの素です。下記のA社のだしの素との比較表をご覧下さい。
【「無添加白だし」と「顆粒だし」の食品表示の比較表】
項目 |
「無添加白だし」(液体) |
項目 |
A社だしの素(顆粒) |
名称 |
合わせだし(希釈用)
【無添加濃厚だし・六合わせ】 |
品名 |
風味調味料(かつお)【○○だし】 |
原材料名 |
風味原料
(さばぶし、かつおぶし、こんぶ、そうだぶし、干しえび、椎茸)、三温糖、天日塩、米ぬか(原料に一部に小麦を含む) |
原材料名 |
調味料(アミノ酸等)食塩、砂糖、乳糖、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たん白発酵調味料 |
内容量 |
300ml |
内容量 |
120g(40g×3) |
賞味期限 |
上部シール部に記載 |
賞味期限 |
欄外裏面に記載 |
保存方法 |
冷暗所にて保存して下さい。 |
保存方法 |
直射日光を避け、常温で保存して下さい。 |
使用方法 |
右側面部に記載 |
使用方法 |
裏面の目安でご使用ください。 |
製造者 |
マエカワテイスト株式会社K
兵庫県姫路市土山6丁目4番1号 |
販売者 |
○○○株式会社△△東京都○○区○○□の□の□ |
調理例 |
料理名 |
本品 |
お湯または水 |
みそ汁 |
大さじ1 |
400ml |
煮物 |
大さじ2 |
400ml |
うどん |
大さじ5 |
1100ml |
おでん |
大さじ3 |
800ml(4人分) |
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調理例 |
【とん汁】
4人前水・・・・・・600ml
本品・・・・・・・・4g
みそ・・・・・大さじ2杯 |
「顆粒だし」から「無添加白だし」に置き換えるには、顆粒だし4gに対して、10〜15mlが目安になります。
コスト的には少々高くなるかも知れませんが、
毎日使用する「だし調味料」は、安全安心の本物のだし100%のものをお選び頂きたいと存じます。
【「1300年の味」へのご招待】
平城遷都1300年を契機に、その頃のかつおエキスに思いを馳せながら、
毎日の食卓に日本食文化の名残りの味わいが広がることを念じつつ、
新たなサービスや製品づくりを目指してまいりたいと存じます。
本年も、相変わりませず、よろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げます。
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