■食塩の摂取目標量が減少!!
日本人の食事摂取基準2005年版と2010年版では食塩摂取目標量が引き下げられ、男子9g未満、女子7.5g未満となりました。 しかしながら、塩分を意識せずに食事をしていると、10g〜12gは摂取してしまうのが現状のようです。一説に寄りますと、1日に必要な塩分は、2〜3gで十分とする見方もあるようです。これなら、一切食塩を加えない食事をしないといけませんから、現実としては、かなり厳しいこととなります。
■ある外食企業の挑戦!!
つい最近、有名牛丼店に行き、牛丼を頂きました。帰りのレジ横にはある印刷物があったので手に取って見ました。それは何と全メニューの栄養成分・アレルギー表示でした。飲食店の場合は栄養表示は免除となっているのですが、敢えてすべての表示がされていたのです。これは、大きな時代の変化を象徴している出来事だと思われます。これによりますと、定食の塩分は2.4g〜8.4gとなっています。8.4gは牛鮭サラダ定食です。女子の目標値は7.5g未満となっていますから、この食事だけで食塩分は超えてしまいます。売上に対しては不利になると思われるような情報もお客様に公表されていることは、今までには見られない新しい取り組みではないかと思います。
■「おだし」は健康への救世主!?
ある学者がマウスの嗜好性の実験をしました。糖分・油脂分・鰹だしを比較して、嗜好性の程度を計りました。これによりますと鰹だしは糖分や油脂分と同じくらいの嗜好性を示したようです。幼少時から、おだしの効いた食事を体験することにより、砂糖や、油脂や、塩分を控えた味覚が身に付き、引いては、その人の一生の健康にも役立つことになるのです。その意味では、今後小中学生を対象とした食育体験の機会を増やすことも必要と思われます。もし、このような企画にご関心のお有りの方は、是非ともご連絡を賜りたいと存じます。早速、具体的な動きにして参りたいと存じます。
■「おだし」を効かして元気食!!
「おだし」を効かして元気な食事をするための調味料の使い方があります。砂糖・塩・油脂・化学調味料を減らして、おだしを増やすことにより、生活習慣病を予防できる食習慣を身に付けることが必要です。特に、子供のときに身に付いた嗜好性は一生を左右する重要な要素を持っています。皆様のご家庭でも是非、おだしを効かした「おだし食」をお始めになって下さい。
なお、おだしを効かした「元気食1000!」というメニューがございますので、ご要望がございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
【お問い合わせ先】マエカワテイスト・お客様相談室
TEL 0120−39−4524 FAX 0120−39−5523
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