「かしこい」おだし
昨年(平成25年)12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいですね。
和食の基本となる「だし」はかつお節と昆布のほかに、いりこや椎茸など、様々な種類があります。代表的なおだしは、「かつお」「しいたけ」「こんぶ」「いりこ」それぞれの頭文字をとって『かしこい』おだしと覚えると簡単です。『かしこい』おだしを組み合わせることで、風味原料(かつおぶしや昆布など)単品のだしよりもうま味が増して感じられ、多彩な料理に応用できます。
おだしとは
風味原料(かつおぶしや昆布など)の素材のうま味を水で引き出したものが「おだし」です。市販の顆粒だしの多くは、原材料に食塩や砂糖が多く含まれており、化学調味料が入っていない場合でも酵母エキスなどでうま味を補強している場合があります。幼いころからおだしのうま味を覚えていくことが大切です。
美味しいおだしの取り方
@ 鍋に約400mlの水と『天然だしパックテイスト』(1袋10g)を入れます。
A 沸騰したら中火におとし、5分間煮出します。
B だしパックを取りだし、出来上がり。
料理への活用