カルシウム不足と血圧の関係
春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みみますが、皆様いかがお過ごしですか。
私たちの体は寒さを感じると、体温を逃がさないように毛細血管が収縮し、
血圧が上がりやすくなるため、血圧が高めの方は特に気をつける必要があります。
高血圧予防といえば、ナトリウム摂取量を減らす「減塩」ですが、
実は、カルシウム摂取不足でも高血圧が引き起こされる事が分かっています。
カルシウム摂取が不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、カルシウムの
貯蔵庫である骨からカルシウムが溶け出し、血液中のカルシウム濃度を正常に
戻そうとします。また、副甲状腺ホルモンは、カルシウムを細胞内に取り込む働きも
するため、血管の筋肉である平滑筋にカルシウムが入り、筋肉を収縮させます。
この働きにより、血管の内側が狭くなり、高血圧を引き起こします。
おだしと削り節を使った料理で過度なナトリウム摂取を控え、カルシウムを積極的に摂取しましょう。
おだし de 簡単 ヘルシーに♪