ほうれん草のおひたしのえぐみは「花かつお」をかけると感じにくくなる!?
ビタミンCや鉄分など豊富な栄養素を含むほうれん草は、同時にシュウ
酸というアク成分も多く含み、えぐみを感じてしまうのが難点です。
しかもアクを抜こうとすると、同時に栄養素も抜けてしまいます。
ところが、アクを抜かなくてもえぐみを感じない方法があります。
それは、カルシウムと一緒に食べることです。
シュウ酸は唾液に含まれるカルシウムと結合して結晶になり、口の中
にへばりつきます。
これが蓄積し、えぐみとして感じるようになります。
そこで、かつお節やじゃこなどのカルシウムを含む食品と一緒に食べる
とシュウ酸がこれらのカルシウムと結合します。口内でたまる前に体内
に取り込まれるので、えぐみを感じなくなります。
また、シュウ酸は体内に蓄積すると腎臓内で結晶化し、尿路結石の原因
になりますが、カルシウムと一緒に摂取するとそのまま排出されるため
結石のリスク低下につながります。
おだし de 簡単 ヘルシーに♪