だしソリューション Vol.01 | マエカワテイスト株式会社 | 醤油の名産地播州・世界文化遺産姫路城の麓から歴史と美味しさをお届けします。

DASHI SOLUTIONだしソリューションvol.01

だしと創業70周年

●弊社の生い立ち

　平素は弊社に対して一方ならぬお引き立て賜り、心より厚く御礼申し上げます。
1951年、姫路市坂元町で削り機１台で創業し、2021年にはおかげさまで、70周年を迎えさせて頂きます。「削りかつお」と呼ばれる商品から始まり、その後「だしパック」商品も発売致しました。さらに、削りぶしを抽出して「液体和風だし」、「液体白だし」など液体だしも商品化致しました。
　1990年には業界初(自社調べ)の自動だし取り機「だし太郎」も機械メーカーとコラボで発売致しました。2018年には業界初(当社調べ)の２液だしマシン「だしショット」も追加発売致しました。これは、ボタンを押すだけでメニュー提供時にだしとかえしを合わせて注出できる画期的なだしマシンです。飲食店の問題である人手不足・職人不足・経費高騰・食品廃棄・味の安定・提供時短・厨房環境などを同時に解決してメリットある「コト」の提供を可能としています。
　また、家庭用商品におきましては、2017年に幼児向けの「やさしいママのだしパック」を開発致しました。幼児向けのやさしい味わいで人気商品となっています。これもまた、幼児の味覚を育てる「コト」の提供を目指しています。

●創業期 (1951～1984)	前川商店創業(1951) 株式会社前川商店(1974) 本社工場新築落成(1977)
●液体だし発売期 (1984～1990)	本社第2工場(1984) マエカワテイスト株式会社(1988)
●だしマシン発売期 (1990～2000)	だし太郎発売(1990) だし名人発売(1994)
●有機つゆ発売期 (2000～2008)	JONA有機認定(2000) 『天然だしうすくち』等 4品有機JAS認定取得(2001) 50角自動充填機(2001)
●生産ライン増強期 (2008～2019)	金検付だしパックライン整備(2008) 85角自動充填機(2010) 60角自動充填機(2013) 2液だしマシン開発(2018)
●環境対応期 (2020～2030)	新だしライン計画(2021) SDGs対応計画(2021) 創業70周年計画(2021)

●だしの使命

　弊社では、1993年に「前川TSH研究所」を開設致しました。「T・S・H」は、「T＝tasty」、「S＝safety」、「H=healthy」という意味です。私達はTSHを基本に、皆様の食の問題を解決し、だしの感動をお伝えすることを使命として日々の活動に鋭意取り組んで参ります。今後とも、皆様の格別なるご愛顧・ご高配を心よりお願い申し上げます。

マエカワテイスト株式会社
前川隆嗣

Dr.Toshi(ドクター・トシ)の
ミニ講座 Vol.73

かつお節と縁起物

本誌は「だしソリューション」としてリニューアルしました。皆様に少しでも有意義な情報をお伝えしたいと思います。
そこで、今回はリニューアルを祝して、縁起物として使われているかつおやかつお節を紹介します。

かつお節はどうして内祝としてよく使われるのですか。

かつお節は、「松魚節」、「勝男節」とも呼ばれているんだよ。
昔から縁起が良いと言って、お祝いやお歳暮に使われているんだよ。

「松魚節」？　分からないなあー。何と読むんですか？

「まつおぶし」と読むんだよ。かつお節の切り口を見ると、松の木の年輪に似ているので、松の緑の気品を現わしている。
また雄節と雌節を合わせると夫婦一体となり、結婚式では欠かせないものになっている。
結納の時に、関西ではかつおぶしの代わりに「松魚料(まつうお)」としてお金を包むこともあるんだよ。

なるほど。

それから、かつおやかつおぶしは、｢勝つ男｣や「勝男武士」(かつおぶし)に通じるため、元気な子に育つようにとお祝いの贈り物としても広く使われているね。

情報誌リニューアルのお知らせ

　平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
この度、ハガキでお届けしておりました「マエカワ通信」に代わり、だしで食の問題を解決し感動に変えるべく、
「だしソリューション」と装いを新たにスタートします。
弊社ホームページに連載し、ご希望の方へはFAX送信させていただきます。
旬の話題や情報、引き続き「Dr.Toshiのミニ講座」をお届けいたします（隔月発行）。
どうぞお楽しみに♪